【1月25日 AFP】米国防総省は24日、イランが今月実施したイラクの軍事基地に対する攻撃で、米兵34人が外傷性脳損傷や脳振とうの診断を受けていたことを明らかにした。

 イランは今月7日夜から8日未明にかけ、イラク西部のアサド(Al-Asad)空軍基地をミサイルで攻撃。ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は当初、米国人の負傷者はいなかったと表明したが、米当局はその後、兵士11人が負傷したと発表していた。

 米国防総省のジョナサン・ホフマン(Jonathan Hoffman)報道官によると、負傷兵のうち17人はドイツに搬送されて治療を受け、うち8人が24日に米国へ戻り、9人は「引き続きドイツで評価と治療を受けている」という。残る17人はイラクで任務に復帰した。(c)AFP