【1月24日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)は23日、来月16日にシカゴで開催されるオールスターゲーム2020(2020 NBA All-Star Game)の先発メンバーを発表し、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)のレブロン・ジェームズ(LeBron James)とミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)のヤニス・アデトクンポ(Giannis Antetokounmpo)がそれぞれのカンファレンスで最多得票を獲得した。

 レイカーズのスーパースターであるジェームズは2年連続でウエスタンカンファレンスのキャプテンを務めることになり、昨季のレギュラーシーズン最優秀選手(MVP)に輝いたアデトクンポも前回に引き続きイースタンカンファレンスのリーダーとしてプレーすることになった。両選手はキャプテンとして、来月6日に行われるオールスターのドラフトでカンファレンスを問わず、残りの先発メンバーから選手を選ぶことができる。

 オールスターを選出する際の投票の割り当てはファンが50パーセント、現役選手が25パーセント、メディア委員が25パーセントとなっており、各カンファレンスからガード2人ずつ、フォワード3人ずつの合計10人が選ばれることになっている。

 現在ウエスト首位を走るレイカーズをけん引しているジェームズは、ダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)でプレーするルカ・ドンチッチ(Luka Doncic)からの激しい追い上げを抑え、ファン投票で全体トップの約627万票を獲得。ドンチッチは約611万票を記録し、アデトクンポは約590万票をマークした。

 スロベニア出身のドンチッチは、NBAでわずか2シーズン目にして大活躍を見せ、見事にオールスター初選出。ウエスタンカンファレンスでは、ヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)のジェームズ・ハーデン(James Harden)とともにバックコートの先発メンバーに選ばれた。

 ウエストのフロントコートでは、ロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)のフォワードで2019年NBAファイナルのMVPに輝いたカワイ・レナード(Kawhi Leonard)に加え、レイカーズのアンソニー・デイビス(Anthony Davis)も先発メンバー入りを果たした。

 一方、NBA2シーズン目の新星でアトランタ・ホークス(Atlanta Hawks)のトレイ・ヤング(Trae Young)がオールスター初選出となり、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)のケンバ・ウォーカー(Kemba Walker)とともに、イースタンカンファレンスのバックコートに入った。

 イーストの先発フロントコートは、アデトクンポのほかにフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)のジョエル・エンビード(Joel Embiid)とトロント・ラプターズ(Toronto Raptors)のパスカル・シアカム(Pascal Siakam)が名を連ねた。(c)AFP