【1月23日 AFP】米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のニューヨーク・ジャイアンツ(New York Giants)の顔を10年以上務め、チームを2度のスーパーボウル(Super Bowl)制覇に導いたQBイーライ・マニング(Eli Manning)が引退することになった。22日、ジャイアンツが発表した。

 2004年のドラフト当日に、サンディエゴ・チャージャーズ(San Diego Chargers、現ロサンゼルス・チャージャーズ〈Los Angels Chargers〉)でプレーしない意志を示し、ジャイアンツにトレード加入したマニングは、16年間同チーム一筋でプレー。2007年シーズンと11年シーズンにはニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)を下してNFL制覇を遂げ、2度スーパーボウルMVPに輝いた。複数回のスーパーボウルMVP獲得は、これまでにジョー・モンタナ(Joe Montana)氏やバート・スター(Bart Starr)氏、テリー・ブラッドショー(Terry Bradshaw)、トム・ブレイディ(Tom Brady)しか成し遂げていない。

 しかしながらマニングは19年シーズンはルーキーのダニエル・ジョーンズ(Daniel Jones)の控えに回り、4試合の先発にとどまった。

 兄にスーパースターだったペイトン(Peyton Manning)氏を持つマニングはジャイアンツで234試合に先発出場。1チームだけに所属したQBとしては史上4番目の出場数となっている。

 366本のタッチダウンパス成功と5万7023ヤード獲得はともにNFL史上7位の成績で、キャリア通算117勝はモンタナ氏と並ぶ歴代11位となっている。

 ジャイアンツのジョン・マーラ(John Mara)球団社長は「イーライ・マニングはフィールドの内外で、ニューヨーク・ジャイアンツの選手であることを定義していた」とコメントした。

「イーライは球団の史上最高の選手の一人であり、ただ一人スーパーボウルMVPを2度獲得した」「彼は威厳と責任を持ち合わせた完璧なプロフェッショナルとして球団を代表していた。彼にはジャイアンツのQBとなる意味があったし、私たちにはそれ以上の意味があった」 (c)AFP