【1月21日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2020)は21日、女子シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)のマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は3-6、4-6で大会第19シードのドナ・ヴェキッチ(Donna Vekic、クロアチア)に敗れた。

 四大大会(グランドスラム)通算5勝を誇る元世界ランキング1位のシャラポワは最近低迷しており、さらなる追い打ちをかけられる黒星となった。シャラポワが全豪オープンの初戦で姿を消すのは2010年以来だが、これでグランドスラムでは3大会連続で1回戦負けとなった。

 全豪オープンでは2008年に優勝しているシャラポワだが、ドーピング違反による出場停止処分から復帰して以降は調子が上がらず、体調面でも苦しんでいる中で現在の世界ランクは145位まで低下し、今大会には主催者推薦で出場していた。(c)AFP