【1月20日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2020)は20日、女子シングルス1回戦が行われ、15歳のコリ・ガウフ(Cori Gauff、米国)が7-6(7-5)、6-3でまたしてもヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)を破り、初戦を突破した。

 世界ランキング67位と急成長中のガウフは、2019年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)でも四大大会(グランドスラム)優勝7回のベテランを初戦で撃破しており、ヴィーナスをグランドスラムの1回戦で破るのはこれが2回目となる。

 ガウフは「相手はとても良いプレーをしていて、すごく難しかった」「きょうの試合はとても緊張した」とコメント。また、ヴィーナスと1回戦で当たったことについては「ドローが分かったときはちょっとびっくりしたし、みんなびっくりしたと思う。だけど突破できて良かった」と話した。

 ヴィーナスを破ったウィンブルドンで、ガウフは最終的に大会を制したシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)に敗れはしたものの、16強入りを果たして一躍脚光を浴び、昨年10月にはオーストリア・レディース・リンツ(Upper Austria Ladies Linz 2019)でツアー初優勝を果たした。

 ガウフは2回戦でソラナ・シルステア(Sorana Cirstea、ルーマニア)と対戦する。(c)AFP