【1月20日 AFP】(更新)英国のヘンリー王子(Prince Harry)は19日、エリザベス女王(Queen Elizabeth II)との取り決めの一環として自身と妻のメーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)が王族の称号を返上せざるを得なくなったことについて、「深く悲しんでいる」と述べた。

 ヘンリー王子は、18日の歴史的な取り決めについて初めて言及。「このようなことになり、深く悲しんでいる」「私たちとしては、公金を受け取ることなく、女王と英連邦(Commonwealth)、傷病兵らを支援する財団に引き続き仕えることを希望していたが、残念ながらかなわなかった」と語った。

 ヘンリー王子は、「みなさんに仕えられたことを名誉に思う。私たちは引き続き奉仕の人生を送っていく」「今後も変わらず祖母に最大限の敬意を払っていく。この数か月、メーガンと私を支援してくれた祖母や家族には、とてつもなく感謝している」とも語った。

 また、王室を離れて新生活を始めることへの不安もほのめかした。ヘンリー王子とメーガン妃はしばらくカナダで過ごした後、米国または他の国に引っ越すかどうかを決める。(c)AFP