【1月19日 AFP】19-20ドイツ・ブンデスリーガ1部は19日、第18節が行われ、新加入のアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)が途中出場して20分の間にハットトリックを達成したボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は、5-3でFCアウクスブルク(FC Augsburg)に逆転勝利を収めた。

 ノルウェー代表の新星は、1-3でリードされた56分にピッチに送り込まれると、ドルトムントがオーストリア1部リーグのレッドブル・ザルツブルク(Red Bull Salzburg)に2000万ユーロ(約24億円)を支払った理由を証明した。

 チームを指揮するルシアン・ファーブル(Lucien Favre)監督は、鮮烈なデビューを飾ったハーランドは膝を打撲していたため万全の状態ではなかったと明かしている。

「けがをしていたため、彼は昨年12月は全く練習できなかった。合宿でできることは限られていた」「90分間プレーする状態ではない。金曜日には別の試合(24日のホームでのケルン<1. FC Cologne>戦)もある」

 ハットトリックについて「リラックスしていた」と振り返ったハーランドは、体調面について「万全に見えた?」と質問をかわした。「偉大なチームメートと、周囲には素晴らしい人たちがいる素晴らしいクラブにいる。ゴールを決めるためにここに来たので、良いデビューだった」

 この結果ドルトムントは、王者バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)とシャルケ04(Schalke 04)に勝ち点で並び4位に浮上した。一方で首位RBライプツィヒ(RB Leipzig)はこの日、3-1でウニオン・ベルリン(1. FC Union Berlin)を下し、2位との勝ち点差を5に広げている。

 ピッチに立った183秒後にドルトムントでの初ゴールを記録したハーランドは、その後立て続けにゴールを重ねて今季自身6度目のハットトリックを達成。ザルツブルクでは今季22試合に出場し28得点を記録していた。

 ドルトムントのミヒャエル・ツォルク(Michael Zorc)スポーティング・ディレクター(SD)は、「彼はまだ若い。われわれは過度な期待に対して忠告をすることになるが、彼は強さをチームにもたらしていて、並外れたメンタリティーを持っている」と話した。

「爆発的なスピードと恵まれたサイズがあり総合的に優れている。もちろんダイヤモンドの原石で、まだいくつかの分野で努力が必要だ」

 ハーランドがすぐさま結果を出したドルトムントは、その2分後にジェイドン・サンチョ(Jadon Sancho)が角度のない位置からゴールを決めてスコアを3-3とした。

 70分に相手ディフェンスの裏に抜け出したトルガン・アザール(Thorgan Hazard)のパスから再びゴールネットを揺らしたハーランドは、一度はオフサイドと判定されるもビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)により得点が認められ2点目をマーク。さらに79分にはマルコ・ロイス(Marco Reus)のパスに飛び出してハットトリックを成し遂げた。(c)AFP/Ryland JAMES