【1月17日 AFP】20日に開幕する四大大会(グランドスラム)の今季初戦、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2020)は16日、男子シングルスのドローが発表され、大会第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は、1回戦でウーゴ・デリアン(Hugo Dellien、ボリビア)と対戦することになった。

 2009年に全豪オープンを1度だけ制している世界ランキング1位のナダルは、最も苦手としているサーフェスで、第3シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が持つ四大大会(グランドスラム)のシングルス通算20勝という最多記録に並ぶことを目指す。

 ナダルは4回戦で、第23シードに入った地元のニック・キリオス(Nick Kyrgios)と対戦する可能性がある。

 一方、歴代最多となる8度目の優勝を狙う第2シードの前年王者ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は、1回戦でジャン・レナード・ストラフ(Jan-Lennard Struff、ドイツ)を迎える。

 昨年、全豪オープンとウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)を制するなど計5勝を挙げたジョコビッチは、ナダルに次ぐ世界2位で1年を締めくくるなど、素晴らしい2019年を送った。

 国別対抗戦ATPカップ(ATP Cup 2020)でセルビアの優勝に貢献したばかりのジョコビッチは、昨年1回戦敗退となったストラフとの試合から、通算68勝8敗という全豪オープンでの信じられない記録をさらに伸ばそうとしている。

 ジョコビッチは、準々決勝で第6シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)と対戦する可能性がある。

 また、2018年以来自身7度目の全豪オープン制覇を目指す38歳のフェデラーは、スティーブ・ジョンソン(Steve Johnson、米国)との初戦に臨む。(c)AFP