【1月13日 AFP】世界保健機関(WHO)は13日、中国で感染が拡大している肺炎の原因とされる、重症急性呼吸器症候群(SARS)の病原体と同じ科に属する新型ウイルスについて、タイで初めて患者が確認されたと発表した。

 WHOによると、中国中部の武漢(Wuhan)からタイ入りした人が、軽度の肺炎と診断された後、今月8日にタイの病院に入院していたという。

 WHOのタリク・ヤシャレビチ(Tarik Jasarevic)報道官はAFPに対し、検査の結果「新型コロナウイルスが原因だと確認された」と述べた。(c)AFP