【1月13日 AFP】19-20イタリア・セリエAは12日、第19節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)はクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)がリーグ戦6試合連続となる得点を記録するなどASローマ(AS Roma)を2-1で下し、首位に立った。

 開始10分で2得点を挙げたユベントスは、11日に本拠地サン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)でアタランタ(Atalanta)と1-1で引き分けたインテル(Inter Milan)に2ポイント差をつけた。

 ユベントスのマウリツィオ・サッリ(Maurizio Sarri)監督は、「60分間はとても良かった。ローマを相手にするのだから最後に苦しむのは避けられない」とコメントしている。

 ユベントスは3分、パウロ・ディバラ(Paulo Dybala)のFKにトルコ代表DFメリヒ・デミラル(Merih Demiral)が合わせて先制すると、10分にはディバラがペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。これをロナウドが決めてリーグ戦ここ6試合で9点目をマークした。

 ローマは68分、アレックス・サンドロ(Alex Sandro)のハンドで得たPKをディエゴ・ペロッティ(Diego Perotti)が決めて1点を返した。

 両チームは前半、ともにけが人を出した。ユベントスは加入後初得点を記録した数分後にデミラルが膝を痛めてピッチを去り、ローマはマタイス・デ・リフト(Matthijs De Ligt)とアドリアン・ラビオ(Adrien Rabiot)をドリブルでかわそうとして新星ニコロ・ザニオーロ(Nicolo Zaniolo)が負傷。担架の上で涙を流したザニオーロは、右膝の十字靱帯(じんたい)を損傷していたことが分かった。

 イタリア最高の若手タレントの一人と見なされ、前半劣勢だったローマで輝きを放っていたザニオーロは、13日に手術を受ける予定となっている。20歳のザニオーロは自身のインスタグラム(Instagram)に、「誓う。前より強くなる」と投稿している。(c)AFP/Emmeline MOORE