【1月7日 AFP】19-20イタリア・セリエAは6日、第18節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)はクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)のハットトリックなどでカリアリ(Cagliari Calcio)を4-0で下し、イタリア・スーパーカップ(Italian Super Cup 2019)でラツィオ(SS Lazio)に喫した黒星から立ち直った。

 後半早々に先制点を奪ったロナウドは、67分にPKで2点目をマークすると、81分には途中出場したゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)の得点をお膳立て。さらにその1分後にはこの日3点目を決め、セリエAでは初となるハットトリックを記録した。

 リーグ戦で5試合連続ゴールとなり、今季の得点数を13にまで伸ばした34歳のロナウドは、ツイッター(Twitter)に「2020年のスタートをハットトリックと勝利で飾ることができ、最高の気分」と投稿した。

 他の試合では、インテル(Inter Milan)がロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)の2ゴールなどでナポリ(SSC Napoli)を3-1で下し、首位の座をキープ。

 ナポリの本拠地サン・パオロ・スタジアム(San Paolo Stadium)で約23年ぶりに白星を挙げたインテルは、18試合を終えてユベントスと勝ち点で並んでいるが、得失点で首位に立っている。

 これがセリエAでの100勝目になったものの、ナポリのホームでは初白星となったインテルのアントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督は、「重要な勝利だ。アウェーでナポリを下すのは決して簡単じゃない」と話した。

 インテルの3得点は、いずれもナポリのミスから生まれた。

 ルカクは14分、相手ディフェンスを強引に突破して先制点を挙げると、33分にはシュートをGKアレックス・メレト(Alex Meret)がファンブルしてこれが2点目となった。

 前半終了を前にアルカディウシュ・ミリク(Arkadiusz Milik)にゴールを許し1点を返されたインテルだったが、60分過ぎには相手ディフェンスのミスからラウタロ・マルティネス(Lautaro Martinez)が追加点をマークし、サン・パオロでは1997年10月以来となる勝利を挙げた。

 過去2シーズンで2位フィニッシュとなったナポリだが、今季は8位に沈んでいる。(c)AFP/Emmeline MOORE