【1月12日 AFP】2019年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2019)女王、ビアンカ・アンドレスク(Bianca Andreescu、カナダ)が11日、昨季から続く膝の負傷のため、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2020)を欠場すると発表した。

 19歳のアンドレスクはツイッター(Twitter)で、「メルボルンでのプレーは大好きだから、とても難しい決断だったけど、膝と体の回復プランを尊重しなければならない」と発表した。

「リハビリは順調で、日ごとに回復して強くなっているのを感じるけれど、チームのみんなと話し合い、また医師の勧めもあって、リハビリ中の私に残念ながら全豪オープン出場は早すぎるということになった」

 アンドレスクは昨年、飛躍のシーズンを過ごし、全米オープンでは決勝でセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)を破って大会を制覇。他にBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2019)とロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2019)でも優勝し、年間48勝7敗の驚異的な成績を残して世界ランキングも178位から現在は6位に上昇している。

 しかし、昨シーズン最終戦のWTAファイナルズ(WTA Finals Shenzhen 2019)で膝を痛めていた。(c)AFP