大坂はブリスベン国際決勝進出ならず、プリスコバにフルセットで敗れる
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【1月12日 AFP】女子テニス、ブリスベン国際(Brisbane International 2020)は11日、シングルス準決勝が行われ、大会第3シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)は7-6(12-10)、6-7(3-7)、2-6で第2シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)に敗れ、決勝進出を逃した。
大会連覇を目指すプリスコバは、2時間48分の激闘を制し、第8シードのマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)との決勝に駒を進めた。
昨年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)女王の大坂は、1セットアップで迎えた第2セット第12ゲームで手にしたマッチポイントを逃して逆転負けを喫した。
両者の試合はもつれることが少なくなく、前回の全豪準決勝では第3セットを6-4でものにした大坂が最終的に優勝を果たしたが、シーズン初戦でこれほど長く質の高い試合が見られたのは予想外だった。
ともにサーブが好調だったため必然的にタイブレークに突入した第1セットは、大坂が5度目のセットポイントをものにして先取した。
同様に第2セットも互いに隙を見せなかったが、大坂は5-5で迎えた第11ゲームでブレークに成功。サービングフォーザマッチで迎えた第12ゲームは0-30から巻き返して40-30としたが、プリスコバにブレークバックを許しタイブレークの末このセットを落とすと、第3セットで2度ブレークを許してフルセットの末敗れた。
準決勝のもう1試合では、キーズが第5シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)を3-6、6-2、6-3で退け、大会初の決勝進出を果たした。(c)AFP/Andrew DENT