【1月12日 AFP】男子テニス、カタール・エクソンモービル・オープン(Qatar ExxonMobil Open 2020)は11日、決勝が行われ、大会第2シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)が6-2、7-6(7-3)でコランタン・ムテ(Corentin Moutet、フランス)に勝利し、優勝を果たした。ルブレフはキャリア3勝目を挙げ、自身初の世界ランキング20位以内に入ることが決まった。

 世界23位のルブレフは、準決勝で四大大会(グランドスラム)優勝3回の第1シード、スタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)を破って勝ち上がってきたムテを圧倒した。

 ルブレフは「まだやるべきことは多いが、トップ20の選手になれるのはうれしい」「自分の良いところは、まだ伸びしろが残されていることだと思う。頑張って才能の限界に到達したいし、そこで何が起こるか楽しみだ」とコメントした。

 2018年にこの大会で準優勝しているルブレフは、これで2017年のクロアチア・オープン(Croatia Open Umag 2017)、2019年のクレムリン・カップ(Kremlin Cup 2019)に続くツアー3勝目を挙げた。

 ルブレフは「最高だよ。ここでプレーするのはいつも本当に楽しい。毎回楽しんでいるから、今回やっと優勝できて格別だ」「最高のシーズンのスタートになったし、このレベルを維持したい」と話した。

 ロシア勢が世界20位以内に入るのは、5位のダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)、17位のカレン・ハチャノフ(Karen Khachanov)に続いてルブレフが3人目となる。(c)AFP