【1月8日 AFP】イラン国営テレビは8日、革命防衛隊(IRGC)筋の情報として、イラクにある駐留米軍基地へのミサイル攻撃で米国人80人が死亡したと伝えた。

 イラク軍によると、米軍と有志連合軍が駐留するイラク国内の複数の基地に対し、イランがミサイル22発を発射。

 イラン国営テレビはウェブサイト上で「この攻撃で、少なくとも80人の米兵(軍関係者)が死亡した」と報じた。さらに、無人機やヘリコプター、その他の軍事装備も大きな損傷を受けたとしている。

 この革命防衛隊の情報筋は、周辺地域には米軍と同盟国軍の標的少なくとも140か所が特定されており、「米国がいかなる種類のものであれ、過ちを再び犯せば」これらの標的が攻撃を受けると話している。

 イラクで先週、同隊の精鋭部隊「コッズ部隊(Quds Force)」のガセム・ソレイマニ(Qasem Soleimani)司令官が米国によって殺害されたのを受け、イランは報復を宣言。今回の攻撃は、その最初の行動となった。(c)AFP