【1月8日 AFP】イランの最高指導者アリ・ハメネイ(Ali Khamenei)師は8日、米軍が駐留しているイラクの基地に向けミサイルを発射したことについて、米国に「顔への平手打ち」を食らわせたと表現した。

 ハメネイ師は国営テレビの生放送で演説し、「ゆうべ、顔への平手打ちが食らわせられた」と述べた。

 先週イラク・バグダッドの国際空港でイラン革命防衛隊(IRGC)の精鋭部隊「コッズ部隊(Quds Force)」のガセム・ソレイマニ(Qasem Soleimani)司令官が米軍の無人機攻撃により死亡したことに対し、ハメネイ師は「激しい報復」を宣言していた。

 イランのミサイル攻撃をめぐっては、英国のドミニク・ラーブ(Dominic Raab)外相が「犠牲者に関する報告」があったとし、攻撃を非難する声明を発表した。(c)AFP