【1月7日 AFP】女子テニス、2020年最初の世界ランキングが6日に発表され、全仏オープンテニス(French Open 2019)女王のアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)は、今月開催される全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2020)制覇に向けて準備を整える中でトップを維持した。

 2019年シーズンのバーティは、ローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)に加えてWTAファイナルズ(WTA Finals Shenzhen 2019)も制し、女子のオーストラリア勢では1976年のイボンヌ・グーラゴング・コーリー(Evonne Goolagong Cawley)氏以来となる世界ランク1位に到達するなど輝かしい活躍を見せた。

 ブリスベン国際(Brisbane International 2020)とアデレード国際(Adelaide International 2020)の出場を予定しているバーティは、オーストラリア勢では男女を通じて1978年のクリス・オニール(Chris O'Neil)氏が達成して以来となる全豪制覇を目指している。

 今年はブリスベン国際が一週間遅れでの開催となった関係で、大坂なおみ(Naomi Osaka)はポイントを失って4位に後退。その恩恵を受けたシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)が、ポイントを稼ぐことなく3位に浮上した。

 大坂は昨年4強入りを果たしたブリスベン国際で失ったポイントを取り戻すべく、7日に大会初戦を迎える。

 最新WTAランキングは以下の通り。

1位:アシュリー・バーティ/7851ポイント
2位:カロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)/5525ポイント
3位:シモナ・ハレプ/5462ポイント
4位:大坂なおみ/5311ポイント
5位:エリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)/5075ポイント
6位:ビアンカ・アンドレスク(Bianca Andreescu、カナダ)/4935ポイント
7位:ペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)/4721ポイント
8位:ベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)/4685ポイント
9位:キキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)/4245ポイント
10位:セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)/3935ポイント

(c)AFP