【1月6日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ(Sentry Tournament of Champions 2020)は5日、ハワイ州カパルア(Kapalua)のカパルアGCプランテーション・コース(Kapalua Golf Club Plantation Course、パー73)で最終日が行われ、ジャスティン・トーマス(Justin Thomas、米国)が3選手によるプレーオフを制して優勝を飾った。

 3ホールを残して2打差の首位に立っていた世界ランキング4位のトーマスだが、最終18番で3番ウッドでの第2打をもも丈の草が生い茂るペナルティーエリアに入れるなど、上がり3ホールで二つのボギーをたたいた。この結果、勝負は通算14アンダーで並んだパトリック・リード(Patrick Reed)、ザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele)との米国勢3人によるプレーオフに持ち込まれた。

 プレーオフでは、シャウフェレが1ホール目で3パットをたたいて脱落すると、迎えた3ホール目でトーマスがアプローチの第3打をピンそば約1メートルにつけ、楽々とバーディーを奪取。その後、リードが2メートル強のパットを外すのを見届けた。

 2018年のマスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2018)を制したリードは、そこまでの2ホールで優勝のチャンスがあったが、どちらも約9メートルと3.5メートルのパットを沈めきれなかった。(c)AFP