トルコ、ゴーン被告のフライトめぐり7人拘束 現地報道
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【1月2日 AFP】会社法違反などの罪で起訴され保釈中の日産自動車(Nissan Motor)前会長のカルロス・ゴーン(Carlos Ghosn)被告が、日本からトルコを経由してレバノンへ入国した問題に絡み、トルコ当局が操縦士4人を含む7人を拘束したと、トルコの民営デミルオレン通信(DHA)が2日、報じた。
ゴーン被告は12月30日、トルコの主要都市イスタンブールの空港でプライベートジェットを乗り継いだとみられており、トルコ内務省が捜査を開始している。
厳しい保釈条件にもかかわらず日本から劇的な逃亡を遂げたゴーン被告は、近く予定されていた会計上の不正行為をめぐる裁判は仕組まれたものだと訴えていた。
ゴーン被告の逃亡の経緯は依然不明だが、同被告は12月29日に関西空港(Kansai Airport)からプライベートジェットでトルコのイスタンブールに向かい、同市からさらに空路でレバノンの首都ベイルートに入ったと考えられている。(c)AFP