【1月1日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は31日、MFユリアン・バイグル(Julian Weigl)がポルトガル1部のベンフィカ(Benfica)に移籍すると発表した。

 ドルトムントはバイグルから移籍を希望する申し出があったと明かし、チームのミヒャエル・ツォルク(Michael Zorc)スポーティング・ディレクター(SD)は、「クラブに対する貢献を特に考慮し、リクエストを認めた」と述べた。

 メディカルチェックを終えてから正式に移籍が決まる。移籍金は公表されていないが、独紙ビルト(Bild)は2000万ユーロ(約24億円)程度になるのではないかと伝えている。

 ボランチを定位置としながら、センターバックとしても起用される24歳のバイグルは、10代だった2015年に1860ミュンヘン(1860 Munich)からドルトムントに加入してから頭角を現した。

 すぐさまトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)元監督の下で不動のレギュラーとしての立場を確立すると、2016年から2017年にかけてはドイツ代表としても5試合に出場したが、最近はアクセル・ヴィツェル(Axel Witsel)らとの競争で中盤での序列を下げていた。

 ポルトガル1部リーグで連覇を狙うベンフィカは現在、2位に4ポイント差をつけて首位を走っている。(c)AFP