【12月28日 AFP】イラク北部キルクーク(Kirkuk)で27日、イラク軍の基地がロケット弾による攻撃を受け、民間業者の米国人1人が死亡、米国とイラクの複数の軍人が負傷した。イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」と戦っている米軍主導の連合軍が発表した。

 連合軍は、イラク軍主導で対応と調査に当たっていると明らかにしたが、誰が攻撃を行ったのかは明らかにしていない。

 イラク国内にある米国関連施設への攻撃は10月下旬から活発化していた。犯行声明などは出ていないが、米政府は、イランの支援を受けたイスラム教シーア派(Shiite)民兵組織の犯行だと主張し、米関連施設の保護をイラク政府に要求していた。(c)AFP