【12月27日 AFP】(更新、写真追加)イラン南西部にあるブシェール(Bushehr)原子力発電所の近くで27日、マグニチュード(M)5.1の地震が発生した。米地質調査所(USGS)などが明らかにした。

 USGSによると震源地はボラジャン(Borazjan)から南東およそ44キロ、震源の深さは約38キロで、震央はブシェール原発から東に約45キロ離れた場所に当たる。

 イラン学生通信(ISNA)は、ブシェール原発から東に約45キロ離れたカラメ(Kalameh)近郊の複数の村で午前5時23分(日本時間同10時53分)ごろに地震の揺れが感じられたと報道。

 また、当局の情報として原発に被害が出たとの報告は今のところないと伝えている。(c)AFP