【12月27日 AFP】イタリアの複数メディアは26日、サッカー元スウェーデン代表のスター選手ズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)が、イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)と6か月間の契約に合意したと報じた。

 伊紙ガゼッタ・デロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)や同国スカイ・スポーツ(Sky Sport Italia)によると、イブラヒモビッチは欧州の元強豪クラブであるミランからのオファーを受け入れ、古巣復帰に向けて2日以内に6か月総額300万ユーロ(約3億6000万円)の契約にサインするとみられている。契約内容には、得点数や出場試合数などに応じた、来季の契約更改オプションも含まれているという。

 米メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシー(Los Angeles Galaxy)でプレーしていた38歳のイブラヒモビッチは先月、同クラブがプレーオフで敗退したことを受けて退団を発表。ステファノ・ピオリ(Stefano Pioli)監督が率いるミランには、早ければミラネッロ(Milanello、ミランのトレーニング施設)で練習が再開される30日にも合流する見通しとなっている。

 ミランは、22日のアタランタ(Atalanta)戦で21年ぶりの大敗となる0-5での黒星を喫するなどリーグ11位に沈んでおり、現在はチームの立て直しを図っている。ウインターブレーク後の最初の試合は1月6日に行われるサンプドリア(Sampdoria)戦となっており、イブラヒモビッチにはチーム内にそのリーダーシップと勝利への士気をもたらすことが期待されている。

 ミランの元名MFで現在はクラブ幹部を務めるズボニミール・ボバン(Zvonimir Boban)氏は、アタランタ戦でのチームのプレーを「恥ずべきパフォーマンス」と糾弾し、「目を覚まして対処しなければならない。良いクリスマスは迎えられない」と述べた。

 イブラヒモビッチは2010年から2012年にかけ、ミランで2シーズンにわたりプレー。リーグ戦では61試合に出場して42得点を挙げており、クラブにとって最後となっているセリエA優勝にも貢献した。また、インテルで3度、ユベントスで2度のリーグ優勝を経験しているが、ユベントス時代の両タイトルは「カルチョポリ(Calciopoli)」と呼ばれる八百長スキャンダルにより剥奪されている。(c)AFP