【12月30日 CNS】中国・内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)のフルンボイル市(Hulunbuir)で22日、氷点下30度を記録する中、水泳愛好家40人以上が伊敏河(Yiminhe)のほとりに集まり、寒中水泳に挑んだ。参加者の平均年齢は50歳、最高齢は90歳だった。

 フルンボイルの冬は寒くて長く、最も寒い1月の平均気温は氷点下18~30度に達するため、寒中水泳は「勇者のスポーツ」と呼ばれている。

 最年長の「勇者」である解占生(Xie Zhansheng)さん(90)は「私は20年以上、泳ぎ続けています。毎日泳ぐのが習慣。特に寒中水泳は私の体をますます元気にしてくれます」と語る。

 フルンボイル市ハイラル区(Hailar)の文化観光スポーツ局の孟迎利(Meng Yingli)副局長は「寒中水泳はフルンボイルで数十年も続いている。毎年冬になると地元の人々が自発的に川の氷を掘ってレーンを作っています」と説明。地元では、寒中水泳を冬季観光の目玉プロジェクトとしている。(c)CNS/JCM/AFPBB News