【12月25日 AFP】米国の大統領に就任するはるか以前、クリスマス映画『ホーム・アローン2(Home Alone 2)』に登場したことがあるドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は24日、同作への出演は「光栄なこと」だったと語った。

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 この日、トランプ氏は世界各地に配置された米軍兵士らとビデオ通話で交流。その際、同作に出演していることについて質問を受けた。

 1992年公開の同作は、当時トランプ氏が購入したばかりだったニューヨークのプラザホテル(Plaza Hotel)で複数のシーンが撮影され、同氏が一瞬ながら登場。

 トランプ氏は「私は今よりもちょっとだけ若かった、控えめに言うと」「知っての通り、映画は大ヒットになった。今までで一番大当たりしたクリスマス映画の一つだ」「そういった映画に関わったことは光栄なことだ」と答えた。

 同作の中で、再び両親と離れ離れになってしまったマコーレー・カルキン(Macaulay Culkin)演じる幼いケビンは、高級ホテルでロビーへの行き方を尋ねるため、黒いロングコートをまとい、赤いネクタイを締めた男性に声をかけたところ、男性は「廊下を真っすぐ行って左だ」と答える。この男性こそがトランプ氏だった。

 2017年、米俳優のマット・デイモン(Matt Damon)は、芸能誌ハリウッド・リポーター(The Hollywood Reporter)によるインタビューの中で、トランプ氏は自身の出演を条件にホテル内での映画撮影を許可していたと証言している。

 こうした訳で、『ズーランダー(Zoolander)』『セックス・アンド・ザ・シティ(Sex and the City)』など約20作品に同氏の名がクレジットされており、そのほとんどで同氏は本人役を演じている。(c)AFP