中国の「今年の漢字」は「穏」の字に決まる
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【12月25日 CNS】中国・北京市で20日、国家言語資源監測研究センターと商務印書館(The Commercial Press)などが共同で行った「中国語棚卸2019」の結果が明らかにされた。2019年度の国内部門で選ばれた「漢字」と「単語」はそれぞれ「穏」と「私と私の祖国」だった。
主催者の説明によると、「穏」は「安定」を表し、2019年の世界が多くの変化と起伏がある中で、中国は落ち着いて対応し、就業、金融、貿易などを安定させ、どんな風が吹いて来ようともどっしりと慌てず、安定の中で着実に前進することで問題への対応を図ってきたことを表す。
2019年は中華人民共和国が成立して70周年にあたり、「私と私の祖国」と題する歌が全国各地で歌われた。この歌は国民と国の密接な関係がテーマ。国民一人ひとりが自身の方法で「私と私の祖国」のストーリーを語り、国民と国家が栄光を共に分かち合うことをうたっている。
2019年度の国際部門で選ばれた「漢字」と「言葉」はそれぞれ「難」と「貿易摩擦」だった。
「難」についての解釈は、世界各国が戦略的思惑や貿易摩擦、武器調達、国防費などさまざまな領域で衝突を生み、各国間関係や地域情勢がますます難しさを増していることを表す。
全世界の「貿易摩擦」とは、単純な貿易黒字か赤字かという問題ではなく、国家利益の争いだ。古来「和を以て貴しとなす」といわれる。貿易摩擦の中で、「大同を求め小異を残す」の観点で紛争解決を図ることが正しい方向であろう。
「中国語棚卸」イベントは、今回で14年目を迎えた。その主旨は、「1つの漢字と1つの単語で、当年度の中国と世界を描写する」ことにある。今年のイベントにはネットユーザーから数千種の推薦があり、閲覧回数は延べ3億5000万回に達した。イベント期間中、主催者は年度十大インターネット用語、十大流行語や十大新語を発表した。(c)CNS/JCM/AFPBB News