【12月22日 AFP】(更新)アフガニスタンの選挙管理委員会は22日、今年9月28日に実施された大統領選の暫定結果を発表し、現職のアシュラフ・ガニ(Ashraf Ghani)氏が半数を超える票を獲得したと明らかにした。これにより、2期目を目指すガニ氏が勝利する見通しとなった。

 ガニ氏が完勝を収めたかにみえるものの、激烈な戦いが繰り広げられた大統領選挙の余波が残るとみられており、すでに同国行政長官のアブドラ氏は選挙結果について争う考えを示している。

 独立選挙委員会(IEC)によれば、ガニ氏の得票率は50.64%で、対抗馬のアブドラ・アブドラ(Abdullah Abdullah)氏は39.52%だった。

 候補者らは異議があれば、最終結果が公表される前、おそらく数週間以内に申し立てることができる。

 今回の発表直後、アブドラ氏の事務所は、同氏が選挙結果について争う考えを示していることを明らかにした。(c)AFP