【12月21日 AFP】国際刑事裁判所(ICC)がパレスチナ自治区でのイスラエルの「戦争犯罪」について正式な捜査を開始する方針を示したことに対し、マイク・ポンペオ(Mike Pompeo)米国務長官は20日、米国は「断固として」反対すると発表した。

 ICCの主任検察官が発表した今回の方針について、米国にとって中東最大の同盟国であるイスラエルは猛反発している。

 ポンペオ氏は、「わが国は、イスラエルを不当に攻撃しようとするこの措置やその他のあらゆる措置に断固として反対する」と主張。「わが国は、パレスチナに主権国家の資格があるとは考えていない。そのため、パレスチナには、ICCを含め、国際機関や国際的な組織や会議に加盟や参加する資格はない」と述べた。(c)AFP