【12月13日 AFP】リトアニアの首都ビリニュスの空港にこのたび、乗客から没収した刃物やおもちゃの銃でできた「クリスマスツリー」が登場した。乗客に安全第一を呼び掛けようと、空港職員が考案した。

 出発ロビーに設置された「ツリー」は、高さ1.5メートル。葉と飾りのすべてが、刃物類やライターなどの危険物でできている。保安検査に引っ掛かり、乗客が残していった品々だ。

 空港の広報担当者はAFPに対し、「私物だが、持ち込みが禁止されている物を来年のクリスマスツリーの一部にされたくないならば、次のフライトの荷造りをする前に、手荷物要件を調べておいた方が良いでしょう」と語った。(c)AFP