【12月11日 AFP】フランスサッカー連盟(FFF)は10日、同国代表を率いるディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督との契約を2022年のW杯カタール大会(2022 World Cup)まで延長したと発表した。

 現役時代、1998年のW杯でフランス代表のキャプテンとして母国を優勝に導いたデシャン監督は、「すごく幸せ。次の目標は2020年の欧州選手権(UEFA Euro 2020)だが、(2022年のW杯まで)冒険を続けられることをとても誇りに思う」とコメントした。

 FFFのノエル・ル・グラエ(Noel Le Graet)会長は以前、デシャン監督の契約延長は欧州選手権予選の結果次第だと話していた。

 51歳のデシャン監督はしっかりと予選通過を決めたが、抽選の結果、本大会では2014年のW杯を制したドイツや現欧州王者のポルトガルと同じグループに入った。同組のもう1チームはプレーオフによって決まる。

 2012年の夏からフランスを率いているデシャン監督は、1976年から1984年にかけて指揮を執ったミシェル・イダルゴ(Michel Hidalgo)氏が持つ同チームの最長在任記録の更新が迫っている。

 2012年に行われた欧州選手権の終了後、ローラン・ブラン(Laurent Blanc)氏の後任となったデシャン監督は、これまでフランス代表で100試合を指揮し65勝を挙げている。(c)AFP