【12月12日 CNS】旧暦で「大雪」となる今月7日、中国内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)フルンボイル市(Hulunbuir)は今年初めて制定した「フルンボイル氷と雪の日」を迎え、冬の観光シーズンの開幕式を開いた。

 内モンゴル自治区北東部に位置するフルンボイル市は、降雪期間が早くて長期にわたり、雪の量が多く、雪質も良いことで知られる。市内には40以上の少数民族が暮らし、それぞれ独自の冬を過ごす文化を持っている。

 開幕式では、光り輝く氷と雪の世界でスノーモービルやアルペンスキー、スケートによるパフォーマンスが行われ、数万人が銀幕の世界を楽しんだ。

 フルンボイル市は今年8月、「大雪」の日を「フルンボイル氷と雪の日」にすることを決定。氷と雪にちなんだ4種類の観光ルート、10種類のイベント、7種類の製品を通じて、来年3月まで観光活動を展開する。

 フルンボイル市の呂貴和(Lu Guihe)副市長は「氷と雪のフェスティバルや雪原競馬、地元グルメなどを通じて、観光客の皆さんに素晴らしい思い出を残したい」と話している。(c)CNS/JCM/AFPBB News