米代表ラピノーが女子バロンドール受賞 「信じられないような一年」
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【12月3日 AFP】フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール(France Football)」が選出するバロンドール(Ballon d'Or)の表彰式が2日、仏パリで開催され、女子部門ではW杯フランス大会(FIFA Women's World Cup 2019)を制した米国代表のミーガン・ラピノー(Megan Rapinoe)が受賞を果たした。
バロンドールの女子部門は昨年に創設されたばかりで、7月に行われたW杯期間中、ピッチの内外で注目を集めた34歳のラピノーは、ノルウェー代表のアーダ・ヘーゲルベルグ(Ada Hegerberg)に続く受賞者となった。
表彰式を欠席したラピノーは、ビデオメッセージの中で「信じられないような一年だった」とコメントした。
「私が私らしくいられ、ピッチ上でするべきことができ、ピッチ外でもありのままの自分でいられるようサポートしてくれたチームメートや監督、米国サッカー連盟(USSF)に感謝の気持ちを伝えたい」
米ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)のレインFC(Reign FC)に所属するラピノーは、「出席することができずとても残念。皆さんと喜びを分かち合いたかったが、来年またそこに戻ってこられるように全力を尽くす」と続けた。
米国代表のメンバーでは、ラピノーの他にトビン・ヒース(Tobin Heath)やローズ・ラベル(Rose Lavelle)、アレックス・モーガン(Alex Morgan)がノミネートされていた。
48人の記者らによる投票の結果、オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)の一員として女子欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Women's Champions League 2018-19)を制し、W杯で4強入りを果たしたイングランド代表のルーシー・ブロンズ(Lucy Bronze)が2位に、モーガンが3位に入った。(c)AFP