【12月2日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)を率いるハンジ・フリック(Hansi Flick)暫定監督について、カール・ハインツ・ルンメニゲ(Karl-Heinz Rummenigge)社長が1日、同指揮官が新年も続投する可能性を初めて示唆した。

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 バイエルンは先月30日のバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)戦に1-2で敗れたものの、フリック監督はそこまで就任後の4試合で無失点での連勝を飾り、バイエルンの指揮官としては歴代最高のスタートを切っていた。

 これを受けて、ルンメニゲ社長は「チームに合った監督を見つけることが重要だ」「冬季中断後も、彼と仕事を続けるのを想像できる」と報道陣に話し、フリック暫定監督がドイツの絶対王者を今後も率いる資格を持っていることを示唆した。

「最も重要なのはゲームプランとプレーの質。ハンジ・フリックはその点でよくやっている」「われわれもとても満足している。ゲームプランは明確だ」

 ルンメニゲ社長は、レバークーゼン戦の敗戦は気にしておらず、それよりも内容が素晴らしかったと話している。

「今のようなプレーを続けていけば、この先の試合も勝てるだろう」「運がなかったのを認めなくてはならない。チームが大崩れしないようにすることが大切だ」

 バイエルンは7日、リーグ首位に立つボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)とのアウェーゲームに臨み、その後は欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)で、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)新監督の下で立ち直ったトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)を本拠地に迎える。(c)AFP