【11月27日 AFP】2020年米大統領選に向けた民主党候補指名争いで、インディアナ州サウスベンド(South Bend)現市長のピート・ブティジェッジ(Pete Buttigieg)氏(37)がジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領に次ぐ支持率2位に躍り出た。26日に発表された米キニピアック大学(Quinnipiac University)による最新の世論調査で明らかとなった。

 民主党支持者や同党寄りの無党派層の有権者1355人に行った世論調査によると、首位のバイデン氏の支持率は24%。10月24日の前回調査から3ポイント増となり、前回トップの革新派エリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren)上院議員から首位の座を取り戻した。

 穏健派のブティジェッジ氏の支持率は10%から16%に上昇した一方、ウォーレン氏は自身が掲げる国民皆保険制度に有権者の関心が集まらず、支持率が28%から14%に半減。バーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員の支持率は3ポイント減の13%となった。

 また、今月24日に出馬表明をしたばかりの富豪マイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)前米ニューヨーク市長は支持率3%で5位だった。

 民主党の予備選は来年2月にアイオワ州で始まるが、同州ではブティジェッジ氏が先日の世論調査でトップに躍り出ている。(c)AFP