【11月26日 AFP】ロシア反ドーピング機関(RUSADA)のユーリ・ガヌス(Yury Ganus)事務局長は26日、世界反ドーピング機関(WADA)が同国への制裁として、今後4年間にわたりスポーツの国際大会に出場するのを全面的に禁止するという提案を支持するだろうとの見解を示した。

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 ロシア・モスクワの反ドーピング検査所から回収した検査データが改ざんされていたとWADAのコンプライアンス審査委員会(CRC)が25日に認定したことを受け、ガヌス事務局長はAFPの取材に対して、「それが現実だ」とすると、「ロシアはこれから4年間、ドーピング危機の新たな段階に突入することになる」と述べた。(c)AFP