【11月24日 AFP】(更新、写真追加)コンゴ民主共和国で24日、小型旅客機が離陸時、ゴマ(Goma)周辺の人口密集地に墜落し、少なくとも29人が死亡した。

 北キブ(North Kivu)州政府は、事故機に搭乗していた乗客17人乗員2人のうち、生存者1人は病院に搬送されたとし、さらに地上で16人が負傷したと発表。「現段階で29人の遺体が、がれきの中から発見された」と述べている。

 墜落したのは、コンゴの航空会社「ビジービー(Busy Bee)」が所有するドルニエ228(Dornier 228)型機。ゴマの北方350キロにあるベニ(Beni)へ向かう予定だったが、ゴマ空港付近の住宅地に墜落したという。

 ビジービーの職員は「乗客17人乗員2人が搭乗していた。午前9時(日本時間同日午後4時)から午前9時10分当たりに離陸した」と話した。

 ビジービーは航空機3機を保有し、北キブ州の路線を運航している。

 現地のニュースサイト「actualite.cd」は同社の整備士の話として、「技術的な問題」が事故の原因だったと伝えている。(c)AFP