【11月20日 AFP】男子テニス、国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2019)は19日、スペイン・マドリードで決勝ラウンドが行われ、日本は負傷中の錦織圭(Kei Nishikori)が不在ながらも強豪フランスから金星を挙げる目前まで迫ったが、1勝2敗で惜しくもグループAの初戦を落とした。

 10度の大会制覇を誇る優勝候補のフランスに対し、日本は内山靖崇(Yasutaka Uchiyama)が2-6、1-6でジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga)との初戦に敗れたが、続く第2試合では世界ランキング73位の西岡良仁(Yoshihito Nishioka)が7-5、6-2でガエル・モンフィス(Gael Monfils)を破る番狂わせを演じた。

 運命の最終戦となったダブルスでは、再び内山がマクラクラン勉(Ben McLachlan)と組んで臨んだが、7-6(7-4)、4-6、5-7で経験豊富なピエール・ユーグ・エルベール(Pierre-Hugues Herbert)/ニコラ・マウー(Nicolas Mahut)組との接戦に敗れ、力尽きた。

 同日に行われた試合では、グループCのアルゼンチンがチリに3勝0敗、グループEのカザフスタンがオランダに2勝1敗でそれぞれ勝利し、初戦を白星で飾っている。(c)AFP