【11月20日 AFP】サッカー国際親善試合が19日、各地で行われ、ブラジルはMFフィリペ・コウチーニョ・コレイア(Philippe Coutinho Correia)のFKなどで韓国に3-0で勝利し、6試合ぶりの勝利を収めた。

 アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで行われた試合は、華麗な足技を披露したコウチーニョからレナン・ロディ(Renan Lodi)にボールが渡ると、最後はイタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)に所属するMFルーカス・パケタ(Lucas Paqueta)が頭で合わせ、ブラジルが先制に成功した。

 ブラジルは35分、ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)にローン移籍中のコウチーニョが約20メートルの距離からカーブのかかったFKを決め、リードを広げた。

 アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に所属する21歳の左SBロディは、後半にもチームの3点目をお膳立て。ロディのパスを受け取ったDFダニーロ(Danilo Luiz da Silva)はペナルティーエリアの外からゴールを決め、これが代表初得点となった。

 7月に地元開催のコパ・アメリカ(2019 Copa America)で優勝したブラジルは、その後の親善試合でしばらく白星から見放されていたが、公式戦では6試合ぶりの勝利となった。

 1-1のドローに終わった先月のナイジェリア戦で負傷したネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)は、リハビリに取り組むためフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に居残っており、今回の代表戦を欠場した。

 一方、5日前に行われたW杯カタール大会(2022 World Cup)アジア2次予選のレバノン戦を0-0で引き分けていた韓国は、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に所属するFW孫興民(Heung-Min Son、ソン・フンミン)を先発で起用したものの、ブラジルに力負けした。(c)AFP