【11月17日 AFP】ラグビーイングランド代表を率いるエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)が、W杯日本大会(Rugby World Cup 2019)決勝でのメンバー選考のミスを認めつつ、チームを「世界の強豪」にしたいと今後の目標を語っている。

 普段はあまりミスを認めるタイプではないジョーンズHCだが、南アフリカに12-32で完敗したW杯決勝については、ヘンリー・スレイド(Henry Slade)とジョー・マラー(Joe Marler)ではなく、ジョージ・フォード(George Ford)とマコ・ヴニポラ(Mako Vunipola)を先発で起用した自身の判断が敗因の一端だったと考えている。

 英紙タイムズ(The Times)で連載され、自叙伝「My Life and Rugby」として間もなく刊行される文章の中で、ジョーンズHCは「オーストラリア戦とニュージーランド戦では私が正しかったが、結果が示す通り、4年のサイクルで最も重要な試合で、私はひどい過ちを犯した」「反省は素晴らしい教師だ」と話している。

 それでもジョーンズHCは、2015年のW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)で屈辱的なプールステージ敗退に終わったイングランドを見事に復活させ、準決勝では大会2連覇中だったニュージーランドに完勝を収めた。そのことは代表指揮官を続ける大きなモチベーションになったが、ジョーンズHCは代表との2021年までの契約を全うする意思は示す一方で、2023年の次回W杯(Rugby World Cup 2023)まで契約を延長するかについては明言を避けている。

「あと2年間は間違いなくイングランドのコーチを続ける」「契約は2021年までだ。この若いチームがどんなことを成し遂げられるか、私も非常に楽しみにしている」

「ポテンシャルはすさまじく大きい。彼らは素晴らしいラグビー選手というだけでなく、人としても優れた人格を備えている」「この先2年間も違いを生み出し続けることができると信じている。われわれは世界の強豪になりたい」

「その後のこと? そのときになれば分かる。今はまだ知るには早すぎるから、喜んで一時停止ボタンを押そう」

 ジョーンズHCは、長いキャリアでもとりわけ会心の勝利が四つあると話し、オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)戦の他に、日本代表を率いた2015年大会で南アフリカ相手に挙げた歴史的金星などを挙げている。

 そして59歳の指揮官は、自身の代表監督としての日々が終わりに近づきつつあることを認め、「トップレベルの代表指揮官として、その時が刻々と近づいているのは分かっている」「しかしイングランドを指揮できることを名誉に感じているし、どこまで続けるにせよ、一日一日に全力を尽くすつもりだ」と話した。(c)AFP