マンU快勝でEL決勝T進出、セルティックとセビージャも32強入り
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【11月8日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2019-20)は7日、グループL第4節が各地で行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は18歳のメイソン・グリーンウッド(Mason Greenwood)のゴールなどで、パルチザン・ベオグラード(Partizan Belgrade)を3-0で下し、決勝トーナメント進出を決めた。
オレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)監督が率いるユナイテッドは、勝利すれば勝ち上がりが確定する状況で、ホームでのパルチザン戦に臨んだ。
22分、18歳のグリーンウッドは冷静にシュートを決めて試合の均衡を破ると、これが今季の公式戦で3点目、ELでは2点目となった。
ユナイテッドは30分過ぎ、アントニー・マルシアル(Anthony Martial)が華麗な個人突破から追加点を挙げると、49分にはマーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)に3点目が生まれ、今大会で3勝目をマークした。
前週末、ボーンマス(AFC Bournemouth)とのアウェーゲームに0-1で敗れ、公式戦の連勝が3試合でストップしたユナイテッドだったが、この日快勝を収めたことで立て直しに成功した。
同組の他の試合では、AZアルクマール(AZ Alkmaar)がFCアスタナ(FC Astana)に5-0で勝利。この結果、2位AZは3位パルチザンとの勝ち点差を4にまで広げ、アスタナは敗退が決定した。
グループEのセルティック(Celtic)はオリヴィエ・エムチャム(Olivier Ntcham)が後半アディショナルタイムに劇的な決勝ゴールを挙げてラツィオ(SS Lazio)に2-1で勝利し、32強入りを決めた。
敵地で白星を挙げたセルティックは2試合を残して首位をキープし、3位ラツィオから2連勝を挙げたことでその差を7ポイントに広げた。
グループGでは、セルティックのライバルであるグラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers)がホームでFCポルト(FC Porto)に2-0で勝利。
アルフレド・モレロス(Alfredo Morelos)とスティーブン・デービス(Steven Davis)が後半にゴールしたレンジャーズは2位に浮上し、2010-11シーズン以来となる決勝トーナメント進出に望みをつないだ。BSCヤングボーイズ(BSC Young Boys)と1-1で引き分けたフェイエノールト(Feyenoord)は、レンジャーズに3ポイント離されている。
グループJでは、ドイツ・ブンデスリーガ1部で首位を走るボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)が2-1でASローマ(AS Roma)を下した。マルクス・テュラム(Marcus Thuram)が後半アディショナルタイム5分に決勝ゴールを挙げ、今大会初勝利を挙げたボルシアMGはローマを上回って2位に順位を上げ、10人になったボルフスベルガーAC(Wolfsberger AC)を3-0で破った首位イスタンブール・バシャクシェヒル(Istanbul Basaksehir)とは2ポイント差となっている。
グループAのセビージャFC(Sevilla FC)も、元FCバルセロナ(FC Barcelona)FWムニル・エル・ハダディ(Munir El Haddadi)がハットトリックと活躍し、デュドランジュ(F91 Dudelange)を5-2で下して決勝トーナメント進出を決めている。(c)AFP