【11月7日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)は6日、グループB第4節が各地で行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は孫興民(Heung-Min Son、ソン・フンミン)が2ゴールを挙げ、敵地でレッドスター・ベオグラード(Red Star Belgrade)を4-0で下した。

 数日前のエバートン(Everton)戦で、MFアンドレ・ゴメス(Andre Gomes)の大けがにつながるタックルを犯した孫は、チームメートやファンからのサポートに報いることができたと話した。

 1-1のドローに終わった3日のエバートン戦でゴメスにタックルした孫にはレッドカードが提示されていたが、ゴメスが足首を負傷したのは孫に倒された後の倒れ方が悪かったためで、このレッドカードは取り消されることになった。

 涙ながらにピッチを後にした孫は、試合後の控室でエバートン主将のシーマス・コールマン(Seamus Coleman)に慰められ、チームメートによれば「ひどく打ちのめされていた」という。

 しかし、孫は敵地ベオグラードでの一戦に向けた遠征メンバーに入ると、後半の4分間で2得点をマークするなど完璧な答えを示した。

 ゴール後、両手を上げて謝罪のしぐさを見せた孫は、英BTスポーツ(BT Sport)に「もちろんここ数日はとても困難だったが、チームメートのおかげで自分がどれだけ恵まれているかに気づいた」とコメントした。

「みんながいたから、僕はとても強くいられた。今回の件やこの状況についてはいまでも本当に申し訳なく感じているが、チームのために集中する必要もあった」

「これが、僕をサポートしてくれたすべての人に対する正しい答えだと思っている」

 トッテナムがアウェーでの公式戦で白星を挙げるのは、3-2で勝利した昨季のチャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)準決勝のアヤックス(Ajax)戦以来。5月に行われたこの試合で劇的な逆転勝ちを収めたトッテナムは、決勝進出を決めた。

 プレミアリーグで11位に沈むトッテナムは、11試合を終えてすでに来季のチャンピオンズリーグ出場権が与えられる4位と10ポイント差となっている。

 しかしこの結果、グループBで2位につけるトッテナムはレッドスターとの勝ち点差を4にまで広げており、チャンピオンズリーグの舞台では決勝トーナメント進出に向けて順調に進んでいる。

 孫は「この一戦で勝利するのがとても重要だった」と続けた。「われわれは良い姿勢だったし、非常に良いプレーを見せた。これからの試合に向けてこの自信をつなげることが大事だ」 (c)AFP