【11月6日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)は5日、グループF第4節が各地で行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)はホームで2点をリードされながら、インテル(Inter Milan)に3-2で逆転勝利した。

 わずか5分でラウタロ・マルティネス(Lautaro Martinez)に先制ゴールを決められたドルトムントは、前半終了間際にもマティアス・ベシーノ(Matias Vecino)に追加点を許して0-2でハーフタイムを迎え、黒星を喫するかに思われた。

 それでもドルトムントは、右SBのアクラフ・ハキミ(Achraf Hakimi)が驚きの逆転劇を演出。4日に誕生日を迎えたばかりの21歳が51分に1点を返すと、64分にはユリアン・ブラント(Julian Brandt)が同点弾をマーク。77分には再びハキミが試合を決めるゴールを決めた。

 同組のもう一方の試合では、FCバルセロナ(FC Barcelona)がスラビア・プラハ(Slavia Prague)とホームで無得点ドローに終わった。

 バルセロナは前半にリオネル・メッシ(Lionel Messi)のシュートがクロスバーをたたいたが、それ以上ゴールに迫ることはできず、再びグループ突破を争わなくてはならない状況となった。

 前週末のリーグ戦でレバンテ(Levante)に黒星を喫したバルセロナのエルネスト・バルベルデ(Ernesto Valverde)監督は、「先日はレバンテに敗れた。きょうの試合も自分たちのベストゲームでなかったことは分かっている」とコメントした。

「土曜日(2日)もきょうも納得のプレーができなかった。いまチームに大きなプレッシャーがかかっているのは理解しているし、対応しなければならない」

 この結果、ドルトムントはグループFの2位に浮上し、首位バルセロナに1ポイント差と迫った。両チームは3週間後の27日、カンプ・ノウ(Camp Nou)で対戦する。また、インテルはドルトムントと3ポイント差の3位につけており、次節はスラビア・プラハとのアウェーゲームに臨む。(c)AFP