【11月6日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)は5日、グループE第4節が各地で行われ、リバプール(Liverpool FC)はアレックス・オックスレイド・チェンバレン(Alex Oxlade-Chamberlain)が決勝点をマークし、ホームでKRCヘンク(KRC Genk)を2-1で下した。

 ジョルジニオ・ワイナルドゥム(Georginio Wijnaldum)のゴールで先制した王者リバプールは、ムブワナ・サマッタ(Mbwana Samatta)に強力なヘディングを決められヘンクに追いつかれたが、53分にはチェンバレンが滑らかなターンから巧みに決勝ゴールを奪った。

 しかし、決定力を欠く場面が何度かあったリバプールは、最下位に沈むヘンクに試合を振り出しに戻され、終盤にも同点とされかけるなど、4-1で勝利した前節のアウェーゲームのような快勝とはいかなかった。

 リバプールのユルゲン・クロップ(Juergen Klopp)監督は、英BTスポーツ(BT Sport)に「決めることのできたチャンスを仕留めきれなかった。いつもなら生かしているような決定機があったが、それをものにできなかった。そのため試合はオープンなままになった」とコメントした。

「1点しか奪えない中で1点を取られたら、大きな努力を強いられる。試合は後半から一変したが、勝利することがプランだったし、われわれはそれを成し遂げた。きっちり仕事をしたと言える」

 同組のもう一方の試合では、ナポリ(SSC Napoli)がレッドブル・ザルツブルク(Red Bull Salzburg)と1-1で引き分けたため、リバプールはナポリを1ポイント上回って首位に浮上し、ヘンクは敗退が決まった。

 リバプールは3位ザルツブルクに5ポイント差をつけており、今月末に行われるナポリ戦に勝利すれば、1試合を残して決勝トーナメント進出が決まる。(c)AFP