【11月4日 AFP】19NFLは3日、第9週の試合が各地で行われ、ニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)はボルティモア・レイヴンズ(Baltimore Ravens)に20-37で敗れ、開幕から続いていた連勝記録がストップした。

 レイヴンズのQBラマー・ジャクソン(Lamar Jackson)は、1本のタッチダウンパスを含め23本中17本のパスを成功させて163ヤードを獲得。ランでも2本のタッチダウンを奪うなど61ヤードを記録すると、マーク・イングラム(Mark Ingram)も今季最長となる115ヤードのランをマークし、レイヴンズが今季の成績を6勝2敗とした。

 Sアール・トーマス(Earl Thomas)は、ジャクソンについて「この男が最優秀選手(MVP)。彼はMVP級のフットボールをしている」とコメントした。「彼のおかげで自分の仕事はかなり楽になっている。こういう勝ちの一端を担えてただただ良い気分だ」

 マーロン・ハンフリー(Marlon Humphrey)がファンブルリカバーから2試合連続となるタッチダウンを奪い、トーマスも1度のインターセプトに成功したレイヴンズは、これで4連勝となった。

 一方、ペイトリオッツのQBトム・ブレイディ(Tom Brady)はインターセプトを1度許したものの、1本のタッチダウンパスを含め46本中30本のパスを成功させ285ヤードを獲得した。

 この日の一戦を迎えるまで、ブレイディ擁するペイトリオッツは得失点がプラス189と他のチームを圧倒しており、一試合の平均失点はわずかに7.6点だった。

 ペイトリオッツが初黒星を喫したことで、今季の無敗チームはここまで8戦8勝のサンフランシスコ・フォーティナイナーズ(San Francisco 49ers)のみとなった。(c)AFP