【10月28日 AFP】19NFLは27日、第8週の試合が各地で行われ、ニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)は27-13でクリーブランド・ブラウンズ(Cleveland Browns)を下し、サンフランシスコ・フォーティナイナーズ(San Francisco 49ers)も51-13でカロライナ・パンサーズ(Carolina Panthers)に勝利した。

 レギュラーシーズンが折り返しを迎える中、昨季のスーパーボウル(Super Bowl LIII)王者のペイトリオッツと再起を果たしたフォーティナイナーズだけが、今季開幕から無敗を維持している。

 ペイトリオッツのQBトム・ブレイディ(Tom Brady)は、第1クオーターと第3クオーターに重用するWRジュリアン・エデルマン(Julian Edelman)にそれぞれタッチダウンパスを通すなどし、パスで計259ヤードを獲得。今季の成績を8戦8勝としたペイトリオッツは、AFC東地区で首位の座を維持している。

 一方のフォーティナイナーズは、パンサーズの本拠地リーバイス・スタジアム(Levi's Stadium)で、かつてブレイディの控えだったQBジミー・ガロポロ(Jimmy Garoppolo)が2本のタッチダウンパスなど、パスで175ヤードを獲得。チームは守備面で再び圧倒的なパフォーマンスを見せた。

 また、ニューオーリンズ・セインツ(New Orleans Saints)は、第2週に手の親指の靱帯(じんたい)を損傷して5週間離脱していたQBドリュー・ブリーズ(Drew Brees)がけがから復帰。セインツはホームでのアリゾナ・カーディナルス(Arizona Cardinals)戦に31-9で勝利した。

 ブリーズは3本のタッチダウンパスを含むパスで373ヤードを記録するなど、負傷していた気配を一切見せることなく、自身の復帰戦を白星で飾った。(c)AFP