【11月3日 AFP】アフガニスタン北東部タハル(Takhar)州で2日、地雷が爆発し、子ども9人が死亡した。当局が明らかにした。同国では長年続く戦闘により、民間人の犠牲者が増加している。

 爆発が起きたのは、同国の旧支配勢力タリバン(Taliban)の支配下にある、情勢不安定なタハル州ダルカド(Darqad)地区の村。道路に仕掛けられた地雷を子どもたちが踏んでしまったという。

 同州知事室のジャワド・ヒジュリ(Jawad Hejri)報道官はAFPに対し、「2日午前8時30分(日本時間同日午後1時)、不幸にも児童9人がタリバンによって仕掛けられた地雷の爆発で殉教した」と述べた。報道官によると、犠牲となったのは7歳から11歳の少年だったという。

 今回の爆発についての犯行声明は出ていない。AFPはタリバンにコメントを求めたが、これまでのところ回答は得られていない。(c)AFP