【11月1日 AFP】(写真追加)北朝鮮の国営朝鮮中央通信(KCNA)は1日、同国が「もう一回の超大型ロケット砲の試射を成功裏に行った」と伝えた。北朝鮮は挑発行為を相次いでしているが、発射行為は10月2日以来。

 韓国軍は10月31日、北朝鮮が短距離飛翔(ひしょう)体2発を平安南道(South Pyongan Province)から発射したと発表。それぞれ約370キロメートル飛行したとしていた。

 KCNAは31日に試射が行われたことを平壌発で報道。目的は「連続射撃システムの安全性を検証する」ことだったと伝えた。

 金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長は過去に「超大型」システムの試射を直接指導していた。KCNAによれば、同委員長は今回、試射に「満足の意」を示し、関係者らに「祝賀を送った」。

 北朝鮮は10月2日、海からミサイルを発射した。同国に潜水艦からのミサイル発射能力があることが事実なら、朝鮮半島(Korean Peninsula)の軍事バランスは変化する。(c)AFP