【10月31日 AFP】米フェイスブック(Facebook)は30日、同社サイトでアフリカの8か国に偽情報を拡散しようとしたとして、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の支持者とつながりがある複数のアカウントを削除したと発表した。

 この活動は身元を偽って密かに行われていたが、2016年の米大統領選に影響を及ぼそうとしたとして米国で起訴されたロシア人実業家エフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)被告とつながりがあった。

 同社サイバーセキュリティー対策部門責任者のナサニエル・グライシャー(Nathaniel Gleicher)氏は、これらの各活動では、人々の身元や行動について利用者を欺くための「アカウントネットワークが作成された」と説明。「われわれは調査結果を法執行機関、政策立案者、業界パートナーと共有した」と述べた。

 フェイスブックによるとアカウントはロシアで作成され、マダガスカル、中央アフリカ、モザンビーク、コンゴ民主共和国、コートジボワール、カメルーン、スーダン、リビアの8か国を標的としていた。

 フェイスブックは具体的に三つの活動を挙げた。うち一つでは、中央アフリカ、モザンビーク、コンゴ民主共和国、コートジボワール、カメルーンを標的とした35のアカウントと53に上るフェイスブック・ページが見つかった。

 この活動で集まったフォロワー数は47万5000人で、ロシアの対アフリカ政策や仏米の政策批判など、国内外の政治関連ニュース投稿への広告には7万7000ドル(約840万円)が費やされたという。(c)AFP/Rob Lever