【10月30日 AFP】12月に韓国の釜山(Busan)で行われる代表チームの国際大会、EAFF E-1 サッカー選手権(2019 EAFF E-1 Football Championship)に北朝鮮の女子代表が参加しないことが分かった。大韓サッカー協会(KFA)が明かした。

 北朝鮮と韓国をめぐっては、男子のW杯カタール大会(2022 World Cup)アジア2次予選で、北朝鮮がホームの平壌での試合を無観客で行うという異様な出来事が起こっていたが、今回、北朝鮮がE-1に女子代表を派遣しないことがKFAから発表された。

 KFAは代表者を通じて「北が南へ来てプレーすることはないという通知を、東アジア・サッカー連盟(EAFF)から受け取っている」「現時点では、北がそう決断した理由は分かりかねる」と発表した。不参加は9月の時点で知らされていたというが、発表はこの日になった。

 E-1は、以前は女子東アジアカップ(EAFF Women's East Asian Cup)と呼ばれていた大会で、世界ランキング9位と女子サッカーの強豪である北朝鮮は3連覇中だった。今回は日本、中国、開催国の韓国とともに、北朝鮮に代わって台湾が出場する。

 2月にベトナムのハノイで行われたドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領と金正恩(Kim Jong Un)朝鮮労働党委員長の首脳会談が物別れに終わり、北朝鮮の非核化に向けた交渉が暗礁に乗り上げる中で、北朝鮮は「話すことは何もない」などと韓国を繰り返し非難し、対立姿勢を維持している。(c)AFP