リバプールが逆転勝利、マンUは敵地リーグ戦で久々の白星
このニュースをシェア
【10月28日 AFP】19-20イングランド・プレミアリーグは27日、第10節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)はトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に2-1で逆転勝利し、2位との勝ち点差6を守った。
リバプールは前週末、敵地オールド・トラフォード(Old Trafford)でマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)と引き分けたため、2位につけるマンチェスター・シティ(Manchester City)とのポイント差が8から6に縮まっていた。
さらに26日、シティがアストン・ビラ(Aston Villa)を3-0で下したことで圧力は強まり、この日も本拠地アンフィールド(Anfield)でトッテナムに開始1分もせずにゴールを許すと、リバプールにはさらなるプレッシャーがかかった。
前にボールを運んだ孫興民(Heung-Min Son、ソン・フンミン)がペナルティーエリアの端からシュートを放つと、これがリバプール選手に当たってクロスバーを直撃。するとこぼれ球をハリー・ケイン(Harry Kane)が冷静に頭で押し込むと、ホームの観客は静まり返った。
しかし52分、ジョーダン・ヘンダーソン(Jordan Henderson)が至近距離から対角線上に冷静にボールを流し込み、ホームのリバプールはようやく同点に追いついた。
さらに75分、セルジュ・オリエ(Serge Aurier)がペナルティーエリア内でサディオ・マネ(Sadio Mane)にファウルを犯すと、このPKをモハメド・サラー(Mohamed Salah)がゴールの隅に蹴り込み、リバプールでのホーム通算50ゴール目をマークした。
リバプールに逆転されたトッテナムは、リーグ戦で11位に沈んでいる。
ユナイテッドはPKを2度失敗しながらも、ノリッジ・シティ(Norwich City)に3-1で勝利し、リーグ戦では2月以来となるアウェーでの白星を手にした。
前半のうちにスコット・マクトミネイ(Scott McTominay)のゴールで先制に成功したユナイテッドは、マーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)がPKのチャンスを逃した後、30分に追加点を挙げた。
ユナイテッドのアントニー・マルシアル(Anthony Martial)は前半終了間際、GKティム・クルル(Tim Krul)に阻まれPKを失敗したが、73分には3点目を決めた。
その後1点を返されたものの敵地で勝ち点3を積み重ねたユナイテッドは、リーグ戦で7位に浮上している。(c)AFP/John WEAVER